
糖尿病
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人間は空気を吸って食物を食べて生きています。なぜこんな話をするかと言うと、人間は食べた物を消化管でブドウ糖にして吸収し、空気中の酸素と膵臓から分泌されるインスリンと言うホルモンを利用してATPと言うエネルギーを作って活動しているのです。
糖尿病は、このエネルギーを作るシステムにおいてインスリンが上手く作用しなくなったり、膵臓からのインスリン分泌が悪くなるとによって起こります。このため、食べた食物から作られたブドウ糖がエネルギーにならずに血液中に貯まり、尿にもブドウ糖が出てきてしまうのです。
これは例えていうなら、不完全燃焼しているストーブや自動車のエンジンと同じです。燃料を多く使うわりには黒煙ばかり出て火力も弱く力も出ませんしそのまま使用していると壊れてしまいます。 糖尿病も同様に食物(燃料)を効率良くエネルギーに換えられないため、よけいな糖分(黒煙)が出ているのです。このよけいな糖分が尿糖であり血糖値の上昇なのです。このため、糖尿病になると疲れやすくなり、抵抗力低下、体重減少が起こります。そして、長期間この状態(高血糖)が続くと、目、神経、腎臓障害が出現します。また、動脈硬化も進むため高血圧や心臓病も出現しやすくなります。
はなぜ、エネルギー効率が悪くなってしまったのでしょう。この原因をつきとめることから治療は始まります。
糖尿病は大きく分けると2つのタイプに分けられ、一つは1型糖尿病と言ってインスリンが全く出ないタイプで、小児期に発見され治療にはインスリンの注射が必要です。
もう一つは日本の糖尿病患者のほとんどを占める2型糖尿病です。2型糖尿病は、ある程度自分のインスリンを分泌する力は残っていますが、インスリンの作用が十分発揮されなかったり、分泌量そのものが低下してしまったため血糖値が上昇してしまうのです。
また、悪性腫瘍や一部の内分泌疾患においても血糖値が上昇することがあり、血糖値が上昇する原因をつきとめる事が重要です。
そして最も大切なことは、患者様自身に糖尿病をご理解いただくことです。これは大変有効な治療法で患者様に十分な情報を提供することで病気に対する不安が無くなり、正確な情報と知識を得ることで積極的に治療に取り組む事ができ、医師からの説明がより理解しやすくなります。
このため専門病院では、2週間程度の教育入院を行っている施設もあります。御希望の方は当院での検査結果をもとに診療情報提供書を作成しますのでご紹介が可能です。
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